ディレクターになりたい人へ

いろいろディレクターについて偉そうに語ってしまいましたが、ディレクターには色々な立場や考え方があり、これが全てではもちろんありません。

ただ、こうやってまとめることで、民放やNHK・制作会社等、様々な現場に携わって実感してきたことを少しでもつまんで感じていただければ嬉しいです。

しかも、10年くらい番組制作の仕事に携わっていても、まだまだディレクターとしては未熟だと思いますし、自分で自分のことをディレクターと胸を張って言えるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

この仕事をしていて、辛いことはたくさんありました。やめてしまおうと思ったことも逃げ出したことも何度もありました。ただ、今もまだ細々とでも続けているのは、やはりこの仕事の醍醐味を知ってしまったからです。

色んな仕事があって、それぞれの魅力があると思います。

ディレクターの仕事の魅力は、自分の知りたい気持ちや調べてみたいこと、聞いてみたいこと、行ってみたいところ。そんな、人としての知的好奇心をそのまま仕事に反映することができること。そして、自分の作ったものが世にさらされ、実感として人に伝えることができるということ。

この仕事の性質上、仕事とプライベートとの境目が難しく、どうしても根っからの仕事人間になってしまいがちですが、逆に、仕事で得た知識や人間関係が、生活やプライベートの部分で、大きくプラスになることも多いのです。

仕事を究めることが人生修業にもなるような、そんなディレクターの仕事を誇りに思いますし、この経験をさせてもらえていることに感謝の気持ちでいっぱいです。この思いの一片でも読者の方に共有していただけたら幸いです。

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